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「脳にいい本、悪い本」座談会講演@紀伊國屋サザンシアター

2010年06月24日 · コメント(0) · メディア, 未分類

紀伊國屋サザンセミナー「脳にいい本、悪い本」 一時期より減ったとはいえ、いまだ「脳」とつく本は数多く出ています。今年だけでも半年ですでに約270冊が刊行。一過性のブームというより、定番になったということなんでしょう。
 拙著『脳にいい本だけを読みなさい!』でも触れたけれど、昨年来そんな「脳ブーム」に対する批判や異論が多く目立つようになってきました。
 ともあれ、いったいなぜこんなに「脳」とつく本が多いのか、その理由ははっきりしません。また、玉石混淆の本があふれるなか、どういう本を読めばいいのか、その選択自体わかりにくい。拙著でもそのあたりは取材や推論とともに書きましたが、ほかにもさまざま意見はあることでしょう。
 というわけで、そんなあふれる「脳の本」に関して、斯界の方々と一緒に座談会的に話をすることになりました。
 場所は「紀伊國屋書店サザンシアター」、6月29日(火)19時から。
「第69回 紀伊國屋サザンセミナー 『脳にいい本、悪い本』—「脳の本」数千冊の結論」

 詳しくは、リンク先の通りですが、あらためて登壇者のご紹介だけしておきます(そんな必要はないと思いますが)。

・林成之さん──『脳に悪い7つの習慣』や『<勝負脳>の鍛え方』で知られる、日本大学総合科学研究科教授です。昨今は上記の脳と生き方な伝道師として有名ですが、もともと林さんは高名な脳外科医であって、「脳低温療法」で世界的にも知られている方です。私自身、10年ほど前、その件で取材させてもらったことがあります。でも、なぜ林さんはそうした外科的な医療から離れて、生き方を語るようになったのか。そんな疑問も尋ねたいと思います。

・香山リカさん──最近は大ヒット本『しがみつかない生き方』などで取り上げられることが多い香山さんですが、現役の精神科医でもあり、脳に関して言えば病気を治療する立場で長く関わってきた方でもあります。実際、私も取材で香山さんの臨床からの話で驚かされたことがいくつもあり、また、脳ブームのおかしさについても早くから気づかれていたようでした。

・河野哲也さん──『暴走する脳科学』の著者で、社会における脳科学を哲学の立場から鋭く論じられている立教大学文学部教授です。脳科学を哲学的な視点で見るのは、デカルト以来、繰り返されていることですが、17世紀と異なり、いまの脳科学は高度に人や社会につながっていることでもあります。そんな現代における脳科学の変化、ありようを冷静に見ている河野さんの視点は、非常に刺激的です。

 研究ドメインも「脳」に関する立場も異なるお三方なので、出てくるイシューもまた立ち位置は異なるものだと思います。私自身、彼らからどんな話をうかがえるのか楽しみでもあり。
 お時間のある方はぜひご参加ください。きっと刺激的な、それこそ、脳にいい話を聞けると思います。

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